松尾豊『人工知能は人間を超えるか』

松尾豊『人工知能は人間を超えるか』を読んだ。
大変面白く勉強になった。

人工知能についてはこれまで3つのブームがあって、第一次が1960-70年代、第二次が1980-90年代、第三次が2010年以降だと言う。トロント大のジェフリー・ヒントン氏による、ディープラーニングの手法が開発されて、今大きなブレークスルーが起きている。
ようやく人工知能が人間の知能に近づいてきた。

これまでの人工知能では人間が設定した条件によってコンピューターが仕事をしていたが、ディープラーニングの手法によって、コンピューターはサンプルを読み込ませると、自らがその特徴を抽出して、概念形成することができるようになってきていると言う。

このような研究が進む事で、本当の意味で脳の働きが分かってきている。特に情報の意味(概念形成)の問題に関する客観的な解明につながるだろう。

これからは人工知能についてある程度知らないと、世の中の状況判断を見誤ると思う。なぜなら人工知能の普及によって必要なくなる仕事がこれからどんどん増えて行くことが予想されるからだ。

ロボットよりも人工知能だな。

※それにしても自然言語をコンピューターに理解させることが一番難しいんだな。(H27.4.12追記)
by ykenko1 | 2015-03-24 13:17 | 情報論 | Comments(0)


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