アリセプトと不定愁訴

「お腹が痛い」などの不定愁訴が強い患者さんで何度も医師や看護師のところにやってくる方がいた。記憶障害も比較的軽度で画像上でも海馬や海馬傍回の萎縮も軽度で、アルツハイマー病というよりも老年期抑うつ状態と考えていたが、試しにアリセプトを投与したところ、不定愁訴がぴったり止まり、ご本人の自覚としても「前より落ち着いているようです」とのこと。アルツハイマー病だったのだと改めて納得。
by ykenko1 | 2007-02-08 20:12 | 認知症関連 | Comments(0)


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