マリオ・ブンゲ『精神の本性について』

マリオ・ブンゲ『精神の本性について』_a0010614_21353075.jpgマリオ・ブンゲ『精神の本性について』(産業図書)は1982年の出版と少し古い本だが、心身問題(心脳問題)を哲学的に整理するには大変参考になる。歴史的な心身問題に関する考え方を10に分類しているが、ブンゲ自身は創発的唯物論の立場を取っている。原題は“The Mind-Body Problem; A Psychobiological Approach”となっていて、原題の方が本書の内容を的確に表現していると思う。
by ykenko1 | 2007-04-16 21:40 | 心の哲学 | Comments(0)


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