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『情報と宇宙(仮)』論文執筆のこと

私の本職とは全く関係ないのだが、現在『情報と宇宙(仮)』と言う論文を執筆している。宇宙の中における情報概念の位置付けと言った内容である。

ブログでは直接その論文の内容は書けないけれども、読んだ本の書評や論文周辺のこと、日々のことなどを書いていきたい。

出版することも考えているのだけれど、うまく行くかどうか全く分からない。

そんな感じです。
by ykenko1 | 2013-08-08 22:03 | 情報論 | Comments(0)

デビッド・チャーマーズのインタビュー

David Chalmer's Interview with John Hogan

心の哲学の分野で有名なデビッド・チャーマーズのインタビュー。インタビューアはサイエンスライターのジョン・ホーガン。チャーマーズが彼の著書、『意識する心』で言いたかったすべての中心的内容が語られている。とても分かりやすい。分かりやすすぎる!普通、哲学者は独特のレトリックを振り回して周りはついて行けない事が多いが、チャーマーズは全く難しい言葉を使わずに難しいテーマについて語っている。元々、数学者だったことも回りくどい言い方をしない理由なのだろうけれど。映画『マトリックス』の哲学的意義についての話し合いも楽しい。1時間6分。
by ykenko1 | 2007-06-01 22:33 | 心の哲学 | Comments(2)

人は…

社会生物学者エドワード・ウィルソンの言葉
「人は知ろうとするより信じようとする動物である」
by ykenko1 | 2007-05-19 15:20 | 人生、哲学 | Comments(0)

自然科学と論理学

論理学の基本は「AはAである(同一律)」、「Aは非Aではない(排他律)」、「AはBか非Bのいずれかである(排中律)」の三つである。しかし量子力学の世界は「AはAでありかつ非Aである」とか「AがAである確率は40%である」としか言えない世界である。そういう意味では21世紀においては論理学を書き換えないといけない。(確率的な、ストカスティックな論理学)

同様に複雑系の世界では「1+1=2」ではなく「1+1=3」とか「1+1=4」となる。これもまた論理学と数学の書き換えを要求する。(循環論的、非線形的、サーキュラーな論理学)

つまりは新たなる現実を前にして我々の思考方式が書き換えられていかないといけないのだが、それについていけていないのが現状である。もっと正確に言えばある少数の人々の思考方式は書き換えられているのだが、私自身も含む多くの者たちの思考方式は旧式のままだということ。
by ykenko1 | 2007-03-10 08:37 | 人生、哲学 | Comments(0)

Gregg Rosenberg "A place for consciousness" 2

Gregg Rosenberg の"A place for consciousness"の中からの話題、第二弾。

Rosenbergは「意識の境界問題」という問題提起をしている。自分の意識の所属しているのはこの世界の中の意識的経験の一部分であり、他の意識的経験は自分には所属していない。つまり意識現象にはある種の境界があり、それぞれに個別化されている。物質世界のミクロとマクロの中間領域でなぜこのような現象が起きるのかを説明する必要がある。意識の境界に関しては様々なレベルを設定することが可能だ。細胞のレベル、細胞から構成された器官のレベル、いくつかの器官から構成されたシステムのレベル(例えば生殖系)、ひとつの有機体のレベル、有機体の社会のレベル、生態系のレベル、と言うように。素粒子レベルの物理的な相互作用の束からどのように意識の境界が設定されるのかは物理的な法則の中で必ずしも明らかではない。
by ykenko1 | 2007-02-20 05:52 | 心の哲学 | Comments(0)

Gregg Rosenberg "A place for consciousness"

David Chalmersが彼のブログで勧めていたのでGregg Rosenberg "A place for consciousness"を読んでいる。心の哲学の分野の本。Rosenbergによれば意識の問題を解明するには因果律の問題を考え直さなければならない、と言う。彼の立場はリベラルな自然主義(Liberal Naturalism)と自称しているが、Chalmersに似てある種の二元論で、自然界の根底には単なる物質を越えた側面があるとしている。彼はLiberal NaturalistとしてDavid Chalmers, Thomas Nagel, Wilfrid Sellars, Abner Shimony, Grover Maxwell, Michael Lockwood, Alfred North Whitehead, David Ray Griffin, Bertrand Russellらを挙げている。私自身もLiberal Naturalismに近い考えを持っている。
by ykenko1 | 2007-02-12 07:10 | 心の哲学 | Comments(0)

我語る、故に我あり

中村雄二郎(『哲学の現在』岩波新書)によれば、「我思う、故に我あり」ではなく、「我語る、故に我あり」だと言う。「我思う」の世界は内省的(私的)で閉ざされた意識の世界、一方「我語る」の世界は世界に向かって開かれ、言葉を使うことによって公共の世界に立つ事になる。

「我思う」の世界は抽象的だが、「我語る」の世界は外の世界に向かってのスタンスが明確で具体化された姿。

自分に世界に向かって語るべき言葉はあるだろうか?
by ykenko1 | 2006-10-09 23:26 | 人生、哲学 | Comments(0)